【日本】革命児/KENZO

※画像引用しています

🐅 KENZO(ケンゾー)とは?

ブランド概要

KENZO(ケンゾー)は、1970年に日本人デザイナー・高田賢三(Kenzo Takada) によってパリで創設されたファッションブランドです。
「異文化ミックス」「自然」「色彩」をキーワードに、アジアと西洋の感性を融合させた斬新なスタイルで、世界のファッションシーンに衝撃を与えました。
フランスを拠点としながらも、着物や和柄、花柄、動物のモチーフなど東洋的要素をふんだんに取り入れたボヘミアンな世界観が特徴です。

2020年に創業者である高田賢三氏が逝去したのちは、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ、そして2021年にはNIGO®(ニゴー)がアーティスティック・ディレクターに就任
現代のストリートとラグジュアリーの橋渡しをする存在として、再び注目を集めています。


KENZOの歴史と進化

  • 1970年:パリでブティック「Jungle Jap」をオープン。アジア的な色使いや民族調のデザインが話題に。
  • 1976年:ブランド名を「KENZO」に改名し、プレタポルテを本格展開。
  • 1980年代:パリコレ常連となり、「東洋から来た革命児」として高田賢三の名が世界に轟く。
  • 1993年:LVMHグループ傘下に入り、グローバルブランドへと成長。
  • 2021年以降:BAPEの創設者でもある NIGO® がクリエイティブディレクターとして抜擢され、日本とストリートの要素が色濃く復活。新世代KENZOとして高い評価を得ています。

ブランドの特徴

鮮やかな色彩とプリント使い

KENZOの代名詞とも言えるのが、大胆な色使いやフラワープリント、アニマルモチーフ
特に「タイガーヘッド」「フローラルジャングル」といった象徴的なモチーフは、多くのファンに愛されています。

東洋と西洋の融合

創業者・高田賢三の日本的な美意識と、パリのエスプリが融合したデザインは唯一無二。
着物風のカッティング、刺繍、自然素材の使い方など、東洋の伝統美を現代ファッションに昇華しています。

ストリートとラグジュアリーのミックス

NIGO就任以降、KENZOはよりユース層に向けたストリート×モード路線へと進化。
スウェット、デニム、Tシャツなど日常着に洗練されたプリントが融合し、若年層からの支持も厚くなっています


KENZOの代表的アイテム

タイガースウェット:胸元に虎の刺繍が入ったスウェット。ブランドを象徴する定番アイテム。
フラワープリントワンピース:高田賢三らしい鮮やかなボタニカル柄が特徴。
ロゴキャップ・トートバッグ:ロゴや動物モチーフを配した小物類は、手軽にKENZOらしさを取り入れられると人気。
ジャンパーやアウター類:ボリューム感や色の組み合わせがユニークで、毎シーズン注目されています。


🐯 KENZOのタイガーモチーフの歴史と魅力

始まりは2012年秋冬コレクションから

KENZOのアイコニックな「タイガーヘッド」モチーフが初めて登場したのは、2012年秋冬メンズコレクションです。
当時のアーティスティック・ディレクターであった ウンベルト・レオン(Humberto Leon)とキャロル・リム(Carol Lim) がデザインしたアイテムのひとつとして、胸元に大きな虎の顔が刺繍されたスウェットが発表されました。

このスウェットは、ただの動物柄ではなく、ポップアート風にアレンジされたユニークな色使いと大胆なインパクトで大反響を呼び、瞬く間にブランドのシンボルへと昇華しました。

SNSとセレブの後押しで世界的人気に

当時から勢いを見せていたInstagramやストリートファッションの波に乗り、タイガーヘッドのスウェットは「インスタ映え」「ストリートでも着られるラグジュアリー」として拡散。
リアーナ、G-DRAGON、キム・ジョーンズなど、ファッションアイコンたちの着用も話題を後押しし、KENZOの象徴としての地位を確立します。

ただの動物モチーフではない“守護獣”としての意味合い

高田賢三が愛した“自然”と“動物”は、KENZOの根底にあるテーマのひとつ。
「虎」はアジアでは強さ・守護・勇気・成功の象徴であり、
KENZOのタイガーは、ただの装飾的アイコンではなく、“着る人の内なる力”を引き出す守護獣という意味合いも込められています。

🆕 NIGO就任後のリブートでも健在

2021年にNIGO(ニゴー)がアーティスティック・ディレクターに就任した後も、タイガーモチーフはブランドの顔として受け継がれています。
NIGOは自身のストリートカルチャーのバックボーンを活かし、タイガーヘッドのデザインに新しい解釈を加えながらも、オリジナルのスピリットは大切に守っています。

たとえば近年では、よりミニマルな配色のタイガーや、刺繍ではなくプリントで表現されたバリエーションなども登場し、さらにユース層へのアプローチが強化されています。

💡 まとめ:KENZOタイガーは“現代の守護神”

KENZOのタイガーは、
✔ ファッションのアイコンとしてだけでなく、
✔ 「個性を表現する」「自分を守る」「強く在る」という
スピリチュアルなメッセージ性も秘めた象徴です。

ラグジュアリーとストリートの橋渡しとして、
「強くてかわいい」「モードだけど親しみやすい」KENZOの世界観を語るうえで、欠かせない存在となっています。

KENZOを愛用するファン層

KENZOは、モードとカジュアルの間を楽しみたい層に強く支持されています。
かつてのラグジュアリーユーザーだけでなく、現在はファッション感度の高い20〜30代の男女にも広く親しまれており、特にアジア圏での人気が高いです。
また、日本人デザイナー発というルーツも、親近感を覚える要素のひとつです。


まとめ

KENZOは、“文化と文化をつなぐファッション”を体現するブランドです。
日本人デザイナー・高田賢三の想いを受け継ぎ、今もなお新しい感性とともに進化し続けています。
ストリートの遊び心とオートクチュールの気品が共存する、唯一無二のブランド
普段着にちょっとした冒険心をプラスしたいとき、KENZOはその第一歩を彩ってくれる存在かもしれません。

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