【日本】反骨精神/UNDERCOVER

カオスと美学の融合!UNDERCOVER(アンダーカバー)

はじめに:ストリートからモードへ

UNDERCOVER(アンダーカバー)は、高橋盾(Jun Takahashi)が1990年に設立した日本のファッションブランドです。
「We Make Noise, Not Clothes(服ではなくノイズを作る)」というスローガンを掲げ、
ストリートとモード、アートと音楽、混沌と美を自在に行き来する独自の世界観を構築しました。

原宿の裏原カルチャーからスタートし、いまやパリコレを舞台に世界中のファッショニスタを魅了する存在となっています。

ブランドの基本情報

  • 創設者:高橋盾(Jun Takahashi)
  • 設立年:1990年
  • 本社所在地:日本・東京
  • 企業形態:有限会社アンダーカバー/のちに株式会社化
  • 主力商品:アパレル(メンズ・ウィメンズ)、スニーカー、バッグ、アクセサリー
  • 象徴的特徴:ストリート×モードの融合、グラフィックプリント、音楽的要素、カオスとロマンの同居

歴史:裏原から世界へ

  • 1990年:文化服装学院在学中の高橋盾が仲間と共にブランド設立。Tシャツを中心に展開。
  • 1993年:NIGO(A Bathing Ape創業者)と共同で原宿のショップ「NOWHERE」をオープン。裏原宿カルチャーの震源地となる。
  • 1994年:東京でウィメンズの初ランウェイを開催。ストリートとモードを横断する独自性が話題に。
  • 2002年:パリコレデビュー(SS2003)。川久保玲の後押しを受け、世界的評価を獲得。
  • 2000年代以降:NikeやSupremeとのコラボレーションでグローバルな人気を確立。
  • 現在:パリコレを主戦場に、実験的なコレクションとグラフィック表現で進化を続けている。

デザインの特徴

  • ストリートとモードの融合:Tシャツやスニーカーをモード的文脈で提示。
  • グラフィックアート:音楽や映画を想起させる強烈なプリント。
  • 音楽的背景:パンクやロックから影響を受けたデザイン。
  • カオスとロマン:退廃的モチーフと詩的表現が共存する二面性。

ブランドラインと展開

  • UNDERCOVER(Women / Men):現在はメンズ・ウィメンズともに「UNDERCOVER」名で展開(2015年統合)。
  • UNDERCOVERISM(Men):メンズ本線の呼称。2015年に一度統合されたが、FW21で再始動
  • JohnUNDERCOVER(Men)/SueUNDERCOVER(Women):派生ライン。デイリーな着こなしを意識したカジュアル提案。
  • MADSTORE / MAD MARKET:ポップアップやグッズ展開を中心とするプロジェクト。
  • コラボレーション:Nike、Supreme、Levi’s、UNIQLOなど多数のグローバルブランドと協業。

代表的アイテム

  • グラフィックTシャツ:ブランド初期から続く象徴的アイテム。
  • ライダースジャケット:パンク精神を体現。
  • Nike × UNDERCOVER スニーカー:DaybreakやOverbreakなどが即完売。
  • プリントパーカー:裏原文化を象徴する人気定番。
  • 解体・再構築コート:パリコレで注目を浴びたモード的代表作。

着こなし例とスタイリングの幅

  • ストリートMIX:グラフィックTシャツ+スニーカーで原宿的スタイル。
  • モードMIX:再構築コートを主役に、黒のボトムで知的に。
  • ロックMIX:ライダースジャケットにプリントシャツで反骨的に。
  • カジュアルMIX:UNIQLOコラボの「UU」シリーズなどで日常に取り入れる。

コラボとカルチャー

  • Nike × UNDERCOVER:スニーカーブームを牽引。
  • Supreme × UNDERCOVER:ストリートの両雄によるビッグコラボ。
  • UNIQLO × UNDERCOVER(UU):より広い層にブランドを浸透させた試み。
  • 音楽との親和性:パンク、ロック、映画などがコレクションテーマに影響。

トリビア:知っておくと語れる小ネタ集

  • 高橋盾は大のパンク好き。ブランド名「UNDERCOVER」はその精神を反映。
  • ブランドスローガンは「We Make Noise, Not Clothes」。
  • 1993年にNIGOと共同で立ち上げた「NOWHERE」は裏原宿文化の象徴。
  • コレクションテーマに映画「時計じかけのオレンジ」などを引用したことがある。
  • 海外セレブ(カニエ・ウェスト、レディー・ガガなど)にも愛用者多数。
  • 2018年には「MADSTORE UNDERCOVER」を展開。ポップで手軽なグッズ感覚アイテムを発信。

現在とこれから

  • 実験的コレクション:アート性の高いパリコレの演出は毎回話題に。
  • グローバル展開:欧米を中心にファン層を拡大。
  • サステナビリティ:持続可能素材の採用なども徐々に進行。
  • 異分野との融合:音楽・映画・アートとの交差をさらに強化。

UNDERCOVERがもたらす社会的価値

  • カルチャーの架け橋:ストリートとモードを結びつけたブランド。
  • 自己表現の象徴:ファッションを通じて「ノイズ」を表現。
  • 日本発の革新:裏原からパリコレへ進出した稀有な存在。

まとめ:ノイズから生まれる美学

UNDERCOVERは「服ではなくノイズを作る」というスローガンの通り、常に挑発的で予測不能なデザインを発信してきました。
かつては安全ピンだらけの服やトゲだらけの服で「これどうやって着るの?」と周囲を驚愕させてきたUNDERCOVER。
その反面ファミリー向けの安めの服を作ってみたいと語っていた高橋盾。
現在はその願いが叶い、ユニクロとの新ラインで大活躍中です。
昔じゃ考えられないコラボだなあ・・・

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