反逆の女王!Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)の軌跡
はじめに:パンクから始まったファッション革命
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)は、
ファッション界で「反逆」「自由」「挑発」を象徴する存在です。
1970年代のロンドンでパンクカルチャーをけん引し、以降も社会問題や環境問題を声高に訴える“行動するデザイナー”として知られています。
彼女の服は「ただ着るもの」ではなく「メッセージを持つ武器」。
その精神は現在のコレクションやストリートファッションにまで脈々と受け継がれています。
ブランドの基本情報
- 創設者:ヴィヴィアン・ウエストウッド
- 設立年:1971年(キングスロードにブティック「Let It Rock」開店)
- 本社所在地:イギリス・ロンドン
- 企業形態:Vivienne Westwood Ltd.
- 主力商品:アパレル、バッグ、アクセサリー、シューズ、ジュエリー
- 象徴的特徴:オーブロゴ、タータンチェック、コルセット、パンクファッションの再解釈
歴史:パンクから世界的ブランドへ
- 1970年代:「SEX」という名のショップをオープン。セックス・ピストルズを支援し、パンクファッションを世界に広めた。
- 1980年代:「海賊コレクション」で世界デビュー。コルセットやクリノリンなど歴史衣装をモードに昇華。
- 1990年代:王室批判や環境活動を打ち出すなど、服に政治性を強く込め始める。
- 2000年代以降:オーブロゴが若者カルチャーに浸透し、ストリートでも支持される。
- 現在:社会的活動とファッションを融合させた唯一無二のブランドとして進化中。
デザインの特徴
- 反逆性:安全ピンやプリントTシャツで既成概念を破壊。
- 英国伝統との融合:タータンチェックやクラシカルな仕立てを大胆にアレンジ。
- シンボルマーク:オーブ(地球+王冠)は「伝統と未来の融合」を意味する。
- メッセージ性:「服は文化と政治を語るツール」という信念。
代表的アイテム
- オーブアクセサリー:世代を超えて愛されるブランドの象徴。日本でも人気爆発。

- ボンデージパンツ:1970年代パンクの代名詞的存在。反逆精神を形にした服。


- コルセットトップス:女性の解放を逆説的に表現した、ブランド哲学を象徴するアイテム。

- ロッキンホース:日本のぽっくり下駄にインスパイアされた厚底シューズ。

- ハートジャケット:ヴィヴィアンを代表する名作。

着こなし例とスタイリングの幅
- パンク直系:レザージャケット+ボンデージパンツで王道の反逆スタイル。
- モード感覚:黒を基調にオーブアクセを一点投入するだけで“ヴィヴィアンらしさ”。
- フェミニンMIX:コルセットやタータンチェックをスカートに取り入れてロマンティックに。
- ストリート感覚:Tシャツ+デニムにオーブネックレスでシンプルでも個性派。
コラボとカルチャー
- 音楽:セックス・ピストルズを筆頭に、ブリティッシュパンク全体を支援。
- ブランドコラボ:アディダス、メリッサなど異業種とも積極的に協業。
- 社会的発信:反消費主義、環境保護、人権問題に積極的に言及。
価格帯(日本市場・税込)
| ライン | 価格帯 |
|---|---|
| アクセサリー | 約 ¥15,000〜50,000 |
| バッグ | 約 ¥30,000〜100,000 |
| アパレル | 約 ¥50,000〜200,000 |
| コレクションライン | 約¥200,000〜500,000 |
トリビア:知っておくと語れる小ネタ集
- ヴィヴィアンは小学校教師からデザイナーに転身した異色の経歴を持つ。
- 1992年にはエリザベス女王から「デイム」の称号を授与されたが、その授与式にノーパンで出席(!)して話題になった。
- セックス・ピストルズの代表曲「God Save the Queen」のジャケットデザインにも関与。
- オーブのロゴは「伝統的な王冠」と「未来的な地球」を組み合わせたもの。
- 晩年まで気候変動や反戦運動に積極的に参加。デザインだけでなく“社会運動家”としても評価が高い。
- 日本の若者に大人気となったきっかけは、1990年代のオーブネックレスの大ブーム。渋谷系カルチャーとの相性も抜群だった。NANAとか流行りましたね~!
現在とこれから
- サステナビリティ:環境配慮素材の採用、過剰消費への批判。
- グローバル展開:ヨーロッパ、アジアを中心に人気を拡大。
- メッセージ性強化:ファッションを超えた「社会批評」としての役割。
Vivienne Westwoodがもたらす社会的価値
- 自己表現の象徴:服を通じて「私は私」を表現できる。
- 多様性の象徴:ジェンダーレス、ユニセックスな視点をいち早く採用。
- 文化的アイコン:音楽・アート・社会運動をつなぐ存在。
まとめ:装うことは、挑発すること
Vivienne Westwoodは、ファッションを「社会へのメッセージ」として提示し続けてきました。
パンクスピリットをルーツに持ちながら、時代ごとに新しい挑戦を繰り返すブランドといえます。
パンク、ゴシックで愛されたデザインはいまでは地雷系やサブカル系の人気アイテムになっています。
変わらぬコンセプトとデザインを貫きながら時代が変遷しても愛される、そんなブランドです。
もしあなたのお家に眠っているVivienne Westwoodがあったらまた相棒として使ってみてはいかがでしょうか?
まだ持っていない方は一歩踏み出して、あなたのスタイルに“挑発”を取り入れてみませんか?

